一緒にお仕事しませんか?(歯科衛生士の皆さまへ)

歯科衛生士さんを1名募集しています。

当院は、地域の皆さまが、毎日、快適にお食事できるよう、お口の健康を守ることを第一に考えている歯科医院です。地域の保育所・小学校にもムシ歯予防のため毎週フッ素うがい液を届けています。来院して下さる地域の患者さんのお口の健康の維持・増進には、歯科衛生士さんのおチカラが絶対に不可欠です。どうか、あなたのお力をお貸し下さいますようお願い申し上げます。当院のご紹介を申し上げます。

当院は、石狩太美駅のすぐ脇ですので、通勤は大変便利と思います。JR学園都市線で、札幌から35分、新琴似から21分の石狩太美駅で下車して徒歩2分です。車ですと、麻生から25分程度です。全員が札幌市から通勤して来ています

太美歯科クリニック側面です。建物裏がJR学園都市線の線路です。

太美歯科クリニック正面です。建物裏がJR学園都市線の線路で、左手の木の脇がJR石狩太美駅です。1階にはスタッフ専用屋内ガレージがあり、車通勤も大歓迎致します。車通勤でしたら、診療終了後には、雨や雪に濡れずに屋内ガレージから、さっと帰れます。1階にはこのほか、コンプレッサー室・バキュームモーター室・ボイラー室・院長室・スタッフ用ロッカールーム・倉庫があります。

 


診療室

診療室は2階にあり、3方窓で、とても広々しています。窓が大きいので、街の景色を見ながら、天候や四季を感じながら、お仕事が出来ます。当院はポツンと一軒歯科なので、コロナ禍になって以来、四方の窓を常時少しずつ開けて、空気の通り道を作り、常に換気しながら診療しています。さらに業務用の大型の熱交換型換気扇(ロスナイ)を三菱電機設置基準の3.6倍の台数設置していています。さらに口腔外バキュームも各ユニットに設置しています。後に詳しく記しますが、コンプレッサーとバキュームの機械室は別々になっていて、コンプレッサーからも常にきれいなエアーが供給されています。

診療室にCO2センサーを設置してモニターしていますが、常に1000ppmを下廻っています。(CO2が1000ppm以上の場合は換気の必要があるそうです。)  業界でも一番空気のきれいな診療室ではないかと思います。コロナウィルスの心配をしないで安心してお仕事にあたって頂けると思います。待合室・受付・診療室・スタッフルーム・技工室も2階にあります。


診療内容

令和3年9月現在、太美歯科クリニックは、ユニット5台、歯科医師2名、歯科衛生士さんは常勤の歯科衛生士さん2名、パートの主婦の歯科衛生士さん4名です。パートの歯科衛生士さんのほとんどが、以前、当院で常勤でお勤め戴いていた歯科衛生士さんで、ご結婚され退職された後、子育てが一段落されて、空いたお時間にまた当院にお手伝いに来て戴いています。経験豊富で何でもこなせる、頼りになる歯科衛生士さん達です。(当院は全員が有資格の歯科衛生士さんで、無資格の歯科助手さんはおりません。) 当院は、地域の少子化のため、小児の患者さんの来院は少なく、年配の患者さんが多い歯科医院です。インプラントと矯正治療はしておりません。ごく一般的な基本的な歯科診療をしています。

歯科衛生士さんには、歯周病の検査、口腔内写真撮影(上写真)、

染め出してブラッシング指導(上写真)、除石、ポケット洗浄、SRP、クリーニングなどに大活躍して戴いております。

歯周病の管理は、パソコン(Planet社のDentalⅩ)で管理して、検査結果は、ビジュアルにプリントアウトして患者さんにお渡しして、治療の一助としています。

歯ブラシは、買って戴けない患者さんもいらっしゃいますので、院内でブラッシング練習で必要と思われる歯ブラシは、患者さんに差し上げています。歯ブラシやハンド・スケーラーはそれぞれの衛生士さんのご希望の品を購入して使って戴いています。

 

歯石が沢山沈着した患者さんには、超音波スケーラーを使って歯科衛生士さんに歯石除去して頂いています。当院は全機種ボトルタイプ・ヒーター付きで温水の出る超音波スケーラーを使用していますので、患者さんがなるべく凍みないよう快適に歯石を取って差し上げられると思います。歯面の着色のクリーニング、歯周pocket内の洗浄には、世界最先端のエアフローの機械を使っています。ほんのり甘いアミノ酸(グリシン)の数10ミクロンの微粒子や、エリスリトールの微粒子を、ぬるま湯で吹き付けてクリーニングします。超音波スケーラーの場合は金属のチップが歯面に当たるのですが、エアフローの場合は、歯面と機械的な接触が無いので、患者さんも全く痛みが無くて、ぬるま湯でお風呂に入っているようで気持ち良くクリーニングできます。また術者も、超音波スケーラーを使用する場合よりも本当にとても楽にクリーニングできます。一回、一回、そして毎日、毎日の歯科衛生士さんの心と体の疲労度は、本当に全然違っています。それで、旧来の超音波スケーラーは、当院ではどの歯科衛生士さんにも避けられて使って頂けなくなりました。それで今は写真のスイスEMS社のプロフィラキシス(超音波スケーラーとエアフローの一台2役機)3台に入れ替えました。東京や札幌の歯科医院では保険外のクリーニングでのみ使われている場合が多いのですが、当院では初診から保険でこのクリーニングしています。研磨剤で回転ブラシでクリーニングしますと歯面を傷付けますが、この方式ですと歯面を傷付けず、しかもバイオフィルムは回転ブラシで届かないミクロの世界までも完全除去する世界的にも最新機種です。詳しくはこちら。

https://www.ems-dental.com/ja/products/airflow-prophylaxis-master

写真はエアフローの噴射の具合です。ふだんのクリーニングでは、ほんのり甘いエリスリトールの微粒子をぬるま湯で噴射しています。着色がひどい場合だけは、ちょっとショッパイ重炭酸水素ナトリウムの微粒子を使います。

クリーニングやメンテナンスで来られた患者さんは、ほとんどの場合、染めて、必要ならTBIして、残った染まった汚れはエアフローでクリーニングします。赤い着色はエアフローでほぼ綺麗になりますので、染め出しを嫌がる患者さんはほとんどおりません。

エアフローですと、歯質に触れることなく、染まった汚れ部分も短時間で簡単に、そして患者さんにとっては、温かくて、ホンのり甘くて気持ち良くクリーニングできます。またこのエアフローで歯肉縁下4mmまでの歯周pocket内のバイオフィルムもクリーニングされます。カリエス予防だけでなく、歯周病予防、メインテナンスにとても効果的です、と言いますか、この方式でないと実現出来ない世界最新の予防処置と思います。

こちらは、ペリオフローノズルの噴射の具合です。お湯とエリスリト-ルの微粒子が出ます。エアフローノズルより噴射力は落ちますが、歯肉縁下10mmまで歯周pocket内を確実に洗浄できます。従来は、歯周pocketが深い場合、症状を緩解させるのが大変でしたが、このペリオフローでpocketの底まで細菌叢を洗うことで、深い歯周pocketも外科処置せずに快適に維持することができます。

写真は、4mm以上の深い歯周pocketをペリオフローノズルで洗っているところです。細菌叢を洗浄後、歯周pocketに、テトラサイクリンやミノサイクリンの歯科用軟膏を挿入します。

エアフローを使う場合は、HEPAフィルター付き口腔外バキュームを使います。滅多に使用しておりませんが位相差顕微鏡もあります。


滅菌や院内環境

当院は、患者さんには、安心して、そして安全に、歯科治療を受けて戴きたいと考えております。そのため当院は、外観も内装もオンボロですが、オートクレーブ4台、ガス滅菌器2台を備え、基本セット、タービン、コントラ、超音波スケーラーのハンドピース、バー、印象用トレー、リーマー、根管長測定用電気コードを始め、すべて完全滅菌処理致しています。高温・高圧で動作する滅菌機は、故障もしますので、バックアップ機も常に用意しています。

上写真は、バーやリーマーなどの小器具の滅菌に使用しているオートクレーブです。釜が小さいので約10分で高温高圧になりますので、急いで単品を滅菌したい場合にも活躍してくれています。

上写真は、ホルマリンガス殺菌滅菌機です。高圧や高熱に耐えられないプラスチック製品やビニール製品の消毒・殺菌・滅菌に用いています。従来のEOG(エチレン・オキサイド・ガス)滅菌では、プラスチックに残る残留ガスの毒性の問題がありましたが、この機械ではそうした残留ガスの心配も無くなりました。根管長測定用クリップコードなども患者さん毎にすべて交換・滅菌しています。毎日数回ずつ使用する大切な機器ですが、万一の故障すると、修理に長い期間が掛かります。そのため当院では2台設置して、万一片方が故障しても大丈夫なよう毎回交互に運用しています。

当院では、万一に備えて、AED(心臓自動除細動装置)、デマント式人工呼吸装置、酸素吸入器、エピペン、ポイズンリムーバー、EYEクリーナーを完備しています。
また、当院では、歯科衛生士さんや歯科医師への感染も絶対に起こしてはならないと思っています。歯石除去・歯のクリーニングの際は、ゴーグル・フェイスガード・キャップを装着して頂いています。また、使用したい際にはいつでもご自由に口腔外バキュームを使って戴いています。今は常にN95マスクをお使い頂いています。

上写真:コンプレッサー室

多くの歯科医院では、とても残念な事ですが、スペースの関係から、機械室は一つになっていて、同じ部屋にコンプレッサーとバキュームモーターが置かれています。そのためバキュームモーターで患者さんのお口の中から吸い取ったムシバ菌や歯周病菌の空気を、同じ部屋に置かれた隣のコンプレッサーで再び圧縮して診療室に戻す形になっています。しかし当院では、コンプレッサー室とバキュームモーター室を別々に設置しています。そのためコンプレッサーでは、ムシバ菌や歯周病菌の無い綺麗な空気を吸い込んで圧縮していますので、診療室内のタービンやスリーウェイシリンジからきれいな空気が出るようにしています。こうして、同じ診療室で長く過ごして戴く歯科衛生士さんや、患者さんの健康に配慮しています。

下写真:バキュームモーター室

 


新人歯科衛生士さん

当院では、歯科衛生士さんが、いろいろな研修会の参加や、医療大学歯学部などの研究生など、ご希望がございましたら、できる限り参加して戴けますよう配慮をさせて戴きます。
 毎年、8月の北海道歯科学会の土曜日のお昼は、歯科衛生士さん達と、ホテルでフレンチのランチをいただいてから、北海道歯科学会・デンタルショーに行きまして、新しいハブラシやスケーラーや消毒薬など、最新の歯科用品の動向を見ています。ただ、昨年と今年は、コロナのためデンタルショーも中止になり、お食事会もしませんでした。。

 また、毎年一回ですが、希望される衛生士さんは、日本歯周病学会の歯科衛生士さん向け勉強会に参加して、帰りにTDLやUSJで息抜きをして戴いています。一昨年は5月に横浜で開催された日本歯周病学会にて歯科衛生士研修講演会を聞いて(歯周病学会認定歯科衛生士申請単位8単位取得)、東京で舞台を観たり、TDLに立ち寄って息抜きして戴いて来ました。関西での歯周病学会では、帰りにUSJに立ち寄っています(費用は全顎当院負担です)。昨年は残念なことにリアルな学会は中止になり、オンライン学会になりました。今年は、10月にリアルな学会が名古屋で開催されましたので、常勤歯科衛生士さんと名古屋に行って来ました。歯科衛生士さん達は、名古屋ではレンタカーで観光して、その後は新幹線で東京に行って、羽を伸ばして、帰って来ました。来年、ぜひ一緒に行きましょう!

 

 そしてまた、当院では、歯科衛生士さんに常に最新の歯科情報を知って頂ければと思っています。歯科衛生士さん向けの歯科雑誌はすべて毎月購読しています。読みたい本がありましたら買わせて戴いています。GC友の会の歯科衛生士会員にも、当院負担で入会して頂いています。GCは、年1回、札幌で歯科衛生士さん向けの講演会を開催していますし、最新の治療法や歯科製品の情報を載せた会報やカタログ、新製品サンプルを年に数回、各自に送って来てくれます。

 また、当院では、歯科衛生士さんには、咬合歯牙模型を、全歯のものと、ブリッジ欠損歯のもの、歯牙差し替え式の模型を2組差し上げています。

TEK作製に不慣れな衛生士さんは、午前中の診療後、お昼休みまでに余裕がある時に、支台歯模型上で、単冠やブリッジのTEKの作製練習をして戴くこともできます。

マネキンでの練習も出来ます。

レントゲン撮影の際の位置合わせのイメージ練習用の透明頭蓋歯牙模型もあります。

上写真は、X線フィルムの位置合わせ用のマネキンです。(マネキンの歯や顎骨が人体と同じようにX線写真に映ります。) このマネキンで、位置合わせが難しい上顎臼歯部などでのフィルムの当て方も、納得行くまで練習撮影して戴けます。

当院には、ほぼ毎年、新卒の衛生士さんに来て戴いていました。衛生士学校新卒で、4月入社の新人歯科衛生士さんには、最初は、お仕事の全体の流れを見て戴きました。それから、まず院内清掃の手順、消毒滅菌、診療補助を順次お願いしました。そして、歯石除去、ブラッシング指導、ポケット診査、口腔内写真撮影、歯周ポケット内洗浄、SRP、歯周病データのパソコンへの入出力などをお願いして、さらに印象、TEK作製や、受付業務などもお願いしております。これまで当院にお勤め戴いた新卒歯科衛生士さん達は、もし3年間、勤めて戴きましたら、将来、どこに行かれても、どこでも必ずご活躍戴ける技量を持った歯科衛生士さんなって戴けたと思っています。当院の常勤の歯科衛生士さんも、パートの主婦の歯科衛生士さんも経験豊富な歯科衛生士さん達です。もし当院に来て戴けましたら、歯科医師と歯科衛生士さんが、懇切・丁寧にご指導させて戴きたいと思います。

当院に来て頂いている患者さんのお口の健康をお守りするには、歯科衛生士さんのおチカラが必要です。どうか、あなたのお力をお貸し下さいますようお願い申し上げます。


お仕事の流れ

当院は、現在、全員が札幌市からの通勤です。代々の歯科衛生士さんからのご要望を受けまして、中途半端な時間に帰るより、働く時は働く、休む日は休む、とオンとオフがはっきりしている勤務時間となっています。
労働時間は、変形週39.5時間制です。

★月・火・水・木・金のうち週4日 AM9:00~PM19:30出勤

(何曜日がお休みか、一応固定されて決まっています。)

(お昼休みは、PM13:00~14:00 ほかに夕方休憩、PM17:00~17:30)

(祭日がある週だけ若干の変更の場合があります。)

★あと2週に一度土曜日  AM9:00~AM11:30出勤

(週休2日の週と、週休3日の週が交互に来る勤務体制です。)隔週週休3日制。

一日の流れ

診療時間 月~金
午前09:30~11:30
午後14:00~16:00
午後17:30~19:00

★ 土曜日は、午前09:30~11:00

  日・祝 休診

 お盆休み・年末年始はお休み

朝の始業は午前9時からで、午前中の診療開始は9:30からです。9時前ご出勤分は残業手当として計算しています。
午前中の診療受付は11:30までで、午前の診療、その後片付けが終わりましたら、新人歯科衛生士さんには、レントゲン位置合わせの練習、口腔内写真撮影練習、TEK作製の練習などして頂いています。
お昼休みは、13:00~14:00までです。
午後の診療受付は14:00~16:00までで、午後の診療、その後片付けが終わりましたら、17:00~17:30まで、コーヒー・タイム休憩を取っています。
17:30から始まる夜間の診療と、その後片付けは、終業時間定時の19:30にギリギリ終わりきらず、15分ぐらいの残業になることもあります。この場合、残業手当を支給致します。
土曜日は診療受付時間が11:00までと早いのですが、12:00までにはすべて終業してお帰り戴けるようにしています。労働時間は11:30までなので、オーバーした分は残業手当を支給いたします。

お休み

平日(月~金)に1日・隔週土曜日・日曜・祝祭日・年末年始・夏のお盆前後に夏休み

 当院は、院内スタッフは全員歯科衛生士さんで、歯科衛生士さんが常に複数人いて下さっていますので、有給休暇は法定通り取得して戴けます(勤務開始半年後から年間10日、以後年に1日ずつ追加)。あらかじめお申し出戴いて、他の歯科衛生士さんの有給の申し出がバッティングしなければ、ご希望の日に有給休暇をお取り戴いています。
 また、ふだん平日(月~金)には1日お休みがありますが、このお休みを歯科衛生士さん同士で交換することで、2週間に一度の土曜日のお休みと繋げて、さらに長いお休みとして、ちょっとした海外旅行など楽しんでいる歯科衛生士さんもおりました。
 これまで何人もの新人衛生士さんが運転免許を取得されましたが、当院は休日も多いですし、有給休暇も取れますし、他の衛生士さんとお休みを交換したりして、自動車学校への通学もスムーズに行えます。また、お料理教室や、スポーツ教室、大学の研究生など、お休みを利用して趣味や習い事を充実させている衛生士さんもおります。

厚生年金

当院は、厚生年金に加入しています。お給料水準も高レベルと思います。

見学はいつでもOKです。院長は、大学非常勤講師や会議や訪問診療などで稀に不在の場合がありますので、あらかじめお電話いただけましたら、しっかりご説明させて戴きたいと思います。お電話をお待ちしています。

TEL0133-26-2673 太美歯科クリニック 院長 相良昌宏(さがらまさひろ)